我が神奈川県にある13件の酒蔵を自転車で訪問して、美味しい地酒を蔵元から直接仕入れてくる酒蔵めぐりの旅も折り返しとなりました!
先週の7月20日 水曜日に7件目の酒蔵へ行ってきました。
★前半の六回の記事のリンクを貼っておこうと思います。
第一弾 大矢孝酒造
第二弾 泉橋酒造
第三弾 石井醸造
第四弾 久保田酒造
第五弾 中澤酒造
第六弾 黄金井酒造
行ってきましたのは現在神奈川県にある酒蔵で一番古く、創業宝暦年間(1751年)260年以上の歴史がある清水酒造さんです。
津久井湖から少し入った村合に古民家がひっそりと佇んでいます。
いつもは近所までついたらスマホのマップで探せるんですが、今回スマホを忘れてしまい焦りました(笑)
酒蔵には米を蒸すために火を使うため煙突があるので、煙突を探して行きつきました。
(とはいえ、最近は薪を使わずボイラー炊きが多いので煙突は使っていない酒造が多いです。清水酒造さんも煙突はありますが、現在使っていません^^)
長い歴史のある酒造ですが、創業当時は今よりも少し東よりに位置していましたが、より良い湧き水が出る現在の土地に明治時代に移ってきたそうです。
敷地内で滾々と湧き出る清水を使用して高精米した酒造適合米を三段仕込みで造り上げた酒は国内外のコンクールで5年連続「金賞」に輝くなど、伝統の味は高評価され続けています。
今回、10代目(※)の清水圭太さんが蔵を案内してくださいました。
いくつかの棟で構成された蔵ですが、その真ん中に位置する建物は幕末以前に建設されて醤油醸造に使われていたそうで、土で出来た壁は古く汚れて見えますが空気清浄の効果があり、とても清潔な空間です。そして周りの建物のおかげで外気の影響も受けにくく、酒づくりに適しているということです。
(※9代目社長がご健在なので10代目というのは違うかもしれませんが、そう呼ばせていただきました^^)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
こちらが今回仕入れてきました清水酒造の地酒【巌の泉】(いわおのいずみ)です。
今回は少し頑張って一升瓶を3本背負ってきました!!
右【巌の泉 純米酒辛口】
精米歩合60% 美山錦100%
アルコール度15~16度
キリッとした辛口で刺身によくあいます。
左【巌の泉 吟醸純米酒】
精米歩合60% 美山錦100%
アルコール度15~16度
ほのかな吟醸香と酸味、爽やかな辛口です。
中央【巌の泉 大吟醸】
精米歩合40% 山田錦100%
アルコール度16~17度 酒度+4
梨のような香りにまろやかな奥行のある味わいと高めのアルコール度数で飲みごたえのある辛口大吟醸です。